Sipka(シプカ)は「すべてのものには物語がある」をコンセプトに
身につける人が物語を感じるような アクセサリーをセレクトしたショップです。
作家が作品に込めた想いは ギャラリーのような店内で丁寧に紐解かれ、
手に取った人が自由な発想で装う事で 「物語」となり循環してゆきます。
作り手が託した幾つもの物語とともに、不思議なアクセサリーとの出会いがあなたを待っています。

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2015.02.15 Sunday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    マンタム 人型キメラ「 růže 」

    0
       JUGEMテーマ:現代美術










      錬金術師マンタムによる「 růže 」と名付けられたオブジェ作品。




      「 声を奪われてしまった少年の魂を宿したキメラ犬 ヤン の物語 」に登場する通信具です。








      「 růže 」



      ヤンと感情を共有することによって交信することが出来る人型キメラ 「 růže 」




      ヤンを作り出した錬金術師がヤンと交信するために作り上げたキメラで




      魂を封じ込められた人形と生まれたときより体を持たない猿頭部から作られている。















      彼女は女性としての感情を持っていて、ヤンと心の一部を共有しており





      ヤンの感情を同時に体験することが出来る。





      だが、ヤンが侵略者達と戦うような状況に陥ったときに、突発的に発生する大きな感情によって





      自身を破壊する可能性があった為、ある時期からは自らが望んで拘束されるようになった。














      全てが終わり侵略者達が去った時に、彼女を作り上げた錬金術師も同時に姿を消してしまっていた。




      求められた彼女の役割もそれで終了したわけだが、廃棄される事はなかった。





      そのまま忘れさられ、誰に触れられることもなく、





      主の居なくなった精錬の為の部屋の片隅に放置されていたのだ。













      それから20数年を経て発見され、その功績がようやく評価されたが





      彼女がそれをありがたがることはなかった。




      彼女はまだ死んでいるわけではなかったが、ヤンが居なくなってからはその感情も閉ざし、





      ただそのままそこにあるだけの存在としてあり続けていたからだ。
















      2ヶ月に渡って開催された「子供と魔法展」。





      「黒の魔法」、「白の魔法」共に本日をもって終了致しました。








      また、Sipka 年内の営業も本日まで。





      新年の営業開始は1月2日(月)より、名古屋初個展となる





      Lhiannan:Shee(リアナンシー)Exhibition 





       Leprechaun's Capricious Market 」がスタートします。






      お楽しみに。











      植田明志 〜白の魔法〜

      0
         JUGEMテーマ:現代美術















        子供の頃は誰もがもっている想像力という魔法。




        大人になるにつれて失われゆく、夢見る心、想像する気持ちを




        創造する力に変えて、作家達は物語を紡いでいきます。




        作り手達が小さな作品の中に込めた物語。





        それはただそこに存在するだけでなく  それを手にした人の想像力が加わって、





        新たに生まれ変わり、物語として循環していくのです。










        「記憶」を媒体とした空間造形から、





        ある種のノスタルジーを感じさせる世界を表現する造形作家 植田明志。





        無音のような静けさと、理想的な深層心理の核心を探求する、





        その作品世界は見る者の心に深い余韻を残します。











        「子供と魔法展〜白の魔法」出品作品は、「 staLin(スターリン)」と名付けられた





        星のシルエットをした不思議な生物のオブジェ。





        「黒の魔法」で出品された「STAR CHILD」と対を為す作品です。















        影はいつも怯えてる





        影に向かって誰かが云う





        「君は黒くて優しいね。綺麗だね」





        影は言葉を発さない





        誰かは云う





        「僕が居るから君が要て、君が居るから僕が要るんだ」











        影は光を溢れさせる





        星が落ちる。銀河が輝く。光が生まれる。





        この世界が生まれてからずっとそうして廻ってる





        この世界が終わっても、ずっと影は誰かと一緒。












        植田明志は、2013年1月に名古屋・大須の5店舗で行われる「それぞれの神様展」にも作品を出品。





        また、3月には初の個展となる『惑星少年』も準備中です。





        個展情報は追って、当ブログでもお知らせしていきますのでお楽しみに。














        子供と魔法展 「 白の魔法 」






        2012年11月28日(水)〜 12月29日(土)






        愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号エビスビル2F






        大須観音駅 1.2番出口より徒歩5分





          



        声を奪われてしまった少年の魂を宿したキメラ犬 ヤン の物語

        0
           JUGEMテーマ:現代美術











          錬金術師マンタムによる「シュヴァ犬 ヤン」と名付けられたキメラのオブジェ。




          マンタムとも親交の深い、チェコのシュルレアリスト〜映像作家



          ヤン・シュヴァンクマイエルへのオマージュとして作られ、その名を冠しています。



          狐の剥製をベースに、山鳥の翼、雉の頭部などが合わさったキメラの姿でありながら



          どこか愛嬌を感じさせるマンタムならではの作品です。












          「 声を奪われてしまった少年の魂を宿したキメラ犬 ヤン の物語 」







          その国は決して強い国ではありませんでした。




          ですから強い国からの侵略に備える為、それなりにですが軍隊も作りましたし



          侵略者達が少しでもその国を壊しづらいように、たくさんの美しい建物を建て



          彼らをより理解する為に、侵略者たちの文化や政治の研究もしていました。



          でも彼らの軍隊は数も少ないし、装備もたいしたものではありませんでした。



          ですから、それだけだ防ぐ事は出来なかったので、侵略されないように近隣の国と



          色々な約束事も作りましたが、実際に戦争がはじまってしまうと




          いとも簡単に反故にされて折角の美しい建物も粉々に壊されてしまったのです。








          それでも50年程、戦いの無い平和で静かな時代が続いていたことがあったのですが




          ある時、突然侵略を受け、王様も、彼を支えていた大臣や兵隊も皆捕まって処刑され




          その国からやってきた領主という役職の大きな頭のしかめ面な老人と




          彼に仕えている太った魔法使いが代わってこの国を支配するようになったのです。













          それでも最初の頃はまだ人々の生活が大きく変化する事はありませんでした。




          税金だってそんなに変わらなかったし、食べるものや生活に必要なものが滞ることもありませんでした。




          でも、その国の歌を歌う代わりに侵略者達の歌を歌わなければいけなくなり




          食べるものやお酒も侵略者達の好みに合わせて少しづつ変えられていったのです。




          折角美しく作れた建物も彼らの都合で、死んだような色に塗り替えられ、




          通りのあちこちに据え付けられていた、彼らを守り和ませていた神様や精霊の彫像も




          侵略者の英雄達の姿に代わって行きました。







          そのうち侵略者達は学校を作り、自国の言葉や文化をその国の子供達に教え始めました。



          それからそう経たないうちに彼らの言葉以外は使ってはいけないという法律まで作り



          何処か遠い国での戦争の為に、その国の若くて元気な青年を戦場に連れて行くようになってしまったのです。






          その少年の父親は青年というにはもう年を取りすぎていましたが



          屈強で勇敢だったので兵士長に選ばれそれは名誉なことだとされて戦争に行くように命令されました。



          父親は少年と2人暮らしで自分が戦争に行ってしまうと、他に預けられるところもなかったので



          断りたかったですがそれはできませんでした。



          もし父親が行かないのなら、代わりにまだ15歳にもならない少年達まで戦場に連れて行くと言われたからです。






          父親は他の大勢の村の男達と一緒にくすんだ緑色に塗られたトラックに乗せられ




          少年は残された犬のヤンと近所の人たちに助けられながらなんとか父親のいない生活を成り立たせていました。




          少年はちゃんと躾けられていたので、近所の人たちの好意にただ甘える事はなく



          ヤンと一緒に荷車を引いたり、山羊や牛を追ったりして村人達の暮らしを手伝っておりました。






          だがある日、見回りに来ていた兵士が、この国の自由を取り戻そうとするレジスタンスと戦闘になり




          戦死した事で、そのレジスタンスを引き渡さねば皆殺しにすると領主は村人に宣告したのです。




          ところが、誰もレジスタンスを引き渡すような事をしなかったので




          村人の中でも主だった長老達が最初に捕まり、見せしめとして処刑されても




          誰もしゃべらなかったので、今度は村そのものが焼かれてしまいました。





          火を逃れてなんとか逃げ出した少年も、村の出口で兵士に捕まり




          それを助けようとしたヤンは銃で撃たれて、そのまま動かなくなりました。




          少年はヤンを抱き上げたかったのですが、それすら叶わず



          他の村人達と領主の前に引き出され、それぞれに審問を受ける事になりました。





          少年はレジスタンスの事は勿論、彼らの知りたい事には何ひとつ答えず、領主に向かって




          「領主という多くの人たちに責任ある人間が、兵士や銃を使って、ナイフひとつ持っていない人間を脅して殺して




          大切な家まで焼いて、それでも恥ずかしくないのか?そんな人間の知りたいことなど、なにひとつ答えたくない」と答えたのです。






          領主は怒り、兵士に少年を殺させようとしましたが、




          魔法使いが、ここで少年を殺せば余計な反感をかうだけだからと止めて、




          代わりにその少年の声を奪いました。




          そしてそのまま少年は帰されましたが、村はもう焼けて何も残っていませんでした。




          彼はまず、ヤンの姿を探しましたが何処にもなく、住んでいた家も瓦礫と化していました。








          村の有様は酷いものでした。




          立て直すつもりで帰ってきた村人達も、しばらくすると惨状と、そこに残されたあまりにも辛く受け入れがたい記憶に




          到底暮らす事の出来ない村だと諦めて、だんだんと他所へと移って行きました。




          何度か少年も一緒に行こうと誘われたのですが、少年は待たなければなかったので残る事にしたのです。













          ところがある日少年は村人達と離れて、山羊の群れを追ううちに




          崖から足を滑らせて深い窪のようなところに落ちてしまったのです。




          普段なら助けを呼べば、いずれは誰か来てくれるような場所だったのですが




          少年には声がなく、結局誰も気付かないまま少年はそのままそこで死んでしまったのです。




          少年が発見されたのは、いなくなってからちょうど一週間が経った頃で




          もう少年は固く動かなくなっていました。







          それでも村人達は動かなくなった少年を、村の外れに済んでいる錬金術師のところに連れて行くと




          彼は少年のなかで、まだ助けをもとめている声を見つけて




          それを水晶の坩堝で精製して少年の魂を呼び戻す事に成功しました。





          ただ少年の体はもう冷え過ぎていて使えなかったので魂を彼が作ったキメラに移植したのです。




          そのキメラの母体は、村が焼かれた日に村人達を助けようとして




          焼けた村で見つけた、銃弾を受け動けなくなっていたヤンでした。







          ヤンは少年の魂を受け入れ、少年はヤンの体を手に入れました。




          錬金術師はレジスタンスの指導者の一人でもありました。




          侵略者に対しての抵抗運動としてはじめたものですが、僅かな敵を倒しただけで




          村ひとつが焼かれてしまい、あまりにも多くの犠牲を払う結果になってしまった事を




          彼は苦悶し、それでキメラで戦う事を考えたのです。




          ですが、合成生物であるキメラは元々複数の魂が混在していて、干渉し合う為、




          よほど強い魂でないと歩く事さえ叶いませんでした。




          ですが少年の魂を得たキメラは小さな羽を動かして空を飛ぶ事さえ可能にしたのです。




          結果として成功したのはこの少年のキメラだけで、




          それは少年の魂が強い必然によって存在するものだったからでした。






          錬金術師は彼の計画を諦め、レジスタンスとしての活動も破壊工作等ではなく、情報の収集等に努め




          そこからのプロバガンダを主体としたものに切り替えようと考えるようになりました。




          キメラとして与えられた特殊な能力があっても、最新兵器で装備された軍隊に




          たった1匹ではどうにもならないでしょうし、そもそも折角助けた少年の魂を




          危険にさらしたくなかったからです。







          少年の魂はキメラに移植された時点で、ヤンや他の素体となった生物の魂と融合したため




          元の記憶を失い、もともとそうあった生物として自身を認識するようになっていました。




          それでも侵略者に対しての怒りや、多くの同胞を失った悲しみは理解していたので




          錬金術師の言う通りに侵略者達の動向を探りレジスタンスの連絡係として働いたのです。







          少年のキメラはヤンと呼ばれるようになりレジスタンスの希望となりました。




          そのヤンの働きで知り得た多くの情報でたくさんの命が守られたのです。




          でもやがてヤンの存在は侵略者達にも知られる事になり、




          かつてヤンの村が焼かれたようにヤンを引き渡さねば、




          古くから大切に守られ残された建築物がある美しい町を爆撃すると通告してきたのです。




          それでも誰もヤンを侵略者達に売り渡す者はいませんでしたし、誰もその町から逃げ出そうともしませんでした。





          ヤンは戦うつもりでした。




          もともと戦うために生まれてその為に存在していたのです。




          錬金術師も同志であるレジスタンス達も誰もヤンを止めることはできませんでした。






          ヤンは満月の夜、予告通り町の空を埋め尽くした侵略者達の航空兵器に、その小さな羽で懸命に立ち向かいました。




          キメラとして与えられた特殊な能力と絶対の意志を持って敵う筈もない圧倒的な兵力と戦いました。




          美しかった町は炎に包まれ多くの命とその記憶が失われました。




          それでも多くの人達がヤンの戦いを見守っていたのです。




          明け方にようやく戦闘が終わった時には、もう空を飛んでいるものはなにもありませんでした。





          この後 ヤンを見たものは誰もおりません。












          それからしばらくして侵略者達はこの国から出て行きました。




          侵略者から兵士として連れて行かれた人たちも、ようやく帰されて故郷の土を踏む事が出来、




          その中には少年の父親もおりました。







          天空に大きな月が昇った頃 父親はようやく懐かしい故郷にたどり着きました。




          彼は少年に会えると思って、嬉しくて家に戻ったのですが、故郷も自分の家もまだ焼け跡のままで、




          そこには見た事もない小さな羽が落ちているだけでした。





          その羽が何を意味するのか彼にはわかりませんでしたが、月の光に照らされたその羽を




          とても懐かしいものと感じ、そこで少年の帰りを待つ事にしたのです。










          空には大きな月が金色に輝き焼けて、壊れた世界を照らしていました。




          この国も父親も何もかもを失ったけれど、でもその金色の光の中には




          未来への希望があるように思えたのです。


















          マンタム 〜黒の魔法〜

          0
             JUGEMテーマ:展覧会








            子供の頃は誰もがもっている想像力という魔法。




            大人になるにつれて失われゆく、夢見る心、想像する気持ちを




            創造する力に変えて、作家達は物語を紡いでいきます。




            2か月連続企画の「子供と魔法展」、11月は「黒の魔法」をテーマに7組の作家が参加。




            アクセサリー、オブジェ、平面作品などで、子供の持つ無邪気さ、残酷さを表現します。













            日本一クレイジーな骨董店「アウトローブラザーズ」を営む傍ら




            動物の剥製や骨、様々な骨董などを融合させ作品を制作する錬金術師マンタム。




            その作品から発せられるプリミティヴな力強さと




            太古の呪具のような妖しい美しさは、他には無い唯一無二の存在感を感じさせます。










            「子供と魔法展」マンタムの出品作品は、キメラのヤン君の世界がモチーフ。




            魔法使いによって声を奪われた少年・ヤンの魂が宿るキメラの剥製と




            その物語に登場する小物類を展示・販売、以前のSipkaブログで紹介した




            鳥の頭部を持つ杖「ルシエルの杖」もそのひとつとなります。

















            声を奪われてしまった少年の魂を宿したキメラ犬 ヤン の物語。




            その舞台となる国では、世界樹がその世界を構成支配するものとして信じられており




            世界樹の苗木を仮死状態にして封じた「世界樹の祭壇」は親木である世界樹への通信具とされています。














            その祭壇に、自身が支配したいものを記号化(シンボル化)して供える事で




            そのものをやがて支配しうると考えられていました。




            「世界樹の祭壇」は、箱の中に垂れ下がるチェーンにオブジェやアクセサリーなどを




            吊るして飾って頂く事が可能となっています。

















            「世界樹の祭壇」に飾られた「壊れた人形のオブジェ」。




            死んでしまった大切な子供と交信する為のシンボルで




            亡くなった少女が大切にしていた人形が使われているという設定です。


















            古びた鳥籠の中に人形の頭部がぶら下がったオブジェ作品。




            人形の首の部分には何かの骨が付けられています。




            この鳥籠に入った人形の頭部は、支配下におきたいと考えた子供の玩具。




            世界樹の祭壇に、長くつられているうちに本体の子供と同化し始め、




            身体が出来つつある状態を表しています。












            「子供と魔法展〜黒の魔法」は本日まで。




            今月28日よりスタートの「白の魔法」でも錬金術師マンタムは引き続き




            "キメラのヤン" のお話をベースにした作品を発表致します。




            楽しみにお待ち下さい。










            植田明志 〜黒の魔法〜

            0
               JUGEMテーマ:展覧会










              子供の頃は誰もがもっている想像力という魔法。




              大人になるにつれて失われゆく、夢見る心、想像する気持ちを




              創造する力に変えて、作家達は物語を紡いでいきます。




              2か月連続企画の「子供と魔法展」、11月は「黒の魔法」をテーマに7組の作家が参加。




              アクセサリー、オブジェ、平面作品などで、子供の持つ無邪気さ、残酷さを表現します。





















              「記憶」を媒体とした空間造形から、





              ある種のノスタルジーを感じさせる世界を表現する造形作家 植田明志。






              無音のような静けさと、理想的な深層心理の核心を探求する、





              その作品世界は見る者の心に深い余韻を残します。













              「STAR CHILD」と名付けられたオブジェ作品。





              星の形をした顔と背中には、透明樹脂が流し込まれ、宇宙を想わせる意匠が施されています。









              影はいつも怯えてる






              影に向かって誰かが云う






              「君は黒くて優しいね。綺麗だね」






              影は言葉を発さない













              誰かは云う




              「僕が居るから君が要て、君が居るから僕が要るんだ」





              影は光を溢れさせる






              星が落ちる。銀河が輝く。光が生まれる。






              この世界が生まれてからずっとそうして廻ってる





              この世界が終わっても、ずっと影は誰かと一緒。


















              「STAR CHILD」と世界観を共にし、補足する平面作品「ふわふわ」。






              キラキラしてる宇宙をひとり寂しくフワフワ漂って






              色んな角度から照らされて自分の影がどれか忘れてしまった星の子。






              しかし決して哀れではなく。


















              植田明志は今月末よりの「子供と魔法展〜白の魔法」でも新作を発表。




              来年2月には個展も予定しております。





              個展情報も随時、Sipka ブログにてお知らせしていきますので




              楽しみにお待ち下さい。













              子供と魔法展 「 黒の魔法 」




              参加作家



              Gimmel Garden



              ホアシユウスケ



              マンタム



              mayu mooja



              猪野屋牧子



              植田明志



              katarito






              2012年10月31日(水)〜 11月25日(日)





              愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号エビスビル2F





              大須観音駅 1.2番出口より徒歩5分








                



              マンタム 「 ルシエルの杖 」

              0
                 








                子供の頃は誰もがもっている想像力という魔法。




                大人になるにつれて失われゆく、夢見る心、想像する気持ちを




                創造する力に変えて、作家達は物語を紡いでいきます。




                2か月連続企画の「子供と魔法展」、11月は「黒の魔法」をテーマに7組の作家が参加。




                アクセサリー、オブジェ、平面作品などで、子供の持つ無邪気さ、残酷さを表現します。










                日本一クレイジーな骨董店「アウトローブラザーズ」を営む傍ら




                動物の剥製や骨、様々な骨董などを融合させ作品を制作する錬金術師マンタム。




                その作品から発せられるプリミティヴな力強さと




                太古の呪具のような妖しい美しさは、他には無い唯一無二の存在感を感じさせます。















                かつて空を覆い尽くしていた鳥達、その殆どが地上に堕ち、




                滅び行く世界における少年と鳥の王の物語 「 鳥の王 」。




                「鳥の王」に登場する鳥の頭部を用いて、魔術師によって作られた「ルシエルの杖」。





                視力の弱い鳥を導き、操る為、鳥の嘴には鈴が取り付けられ、





                その鈴は永い年月を経て融合し、嘴と一体化しています。
















                「 ルシエルと名付けられた鳥 」





                その鳥がルシエルと呼ばれるようになったのは、杖に加工される少し前の事である。





                鳥の種類は所詮、人による勝手な区分であって、鳥にとってはどうでも良い事なのだが




                その区分によれば、かつて猛禽類と呼ばれた非常に優れた目と高い攻撃性を秘めた鳥という事になる。





                彼は478の仲間と伴に鳥の王に従い、必要とされた攻撃を行ったが





                鳥の王とは違って不死ではなかったので残骸の中から発見された時は頭部だけの状態であり既に死んでいた。



















                人は当初彼らを敵視し、同時に非常に恐れたので廃棄出来ず





                そのまま封印し、その攻撃自体さえ認めがたいものだった。





                だがやがて文明が崩壊し、それまで人がその長い歴史の中で構築してきた




                あらゆるシステムが意味を成さなくなる中で、彼らを特別な存在と考えるようになり




                寧ろその力にあやかろうとさえしたのだ。




                結果として早期に封印され、地中深くに廃棄された鳥の王を除いて




                多くの鳥の残骸が聖なるもの、力あるものとして取り扱われるようになり





                生き残った人々の間で貴重なものとして高価に取引された。















                後にルシエルと人に呼ばれるようになったこの鳥は口に大きな鈴をくわえていて




                発見されたときは嘴が溶けて鈴と融合していた。




                何故そんな大きな鈴をくわえていたかは推論でしかなかったが




                当時の記録からその鈴で他の鳥を誘導していたのではないかと考えられるようになっていた。




                結果として人は、彼を鳥の王の腹心のような存在であり、





                仲間の鳥を誘導し作戦を指揮していたと考えられるようになったのだ。




                全く人の勝手な言い分だが、そのため特に貴重なものとされ、彼は杖として作り直され、色々な人間の手を経た後、





                人類世界の最後で裁量な指導者と後に評価された Petr Holy の所有するものとなった。





                 Petr Holy にとってこの杖は残された人類を少しでも長く幸福に暮らせるよう




                あるべき世界へと導く為のものであって、彼は決断に迷った時に、この杖を頼ったとされている。





                彼の死後は彼の遺言に従い、この杖は売り買いされる事は無く大切に保管された。






                長い使用で傷ついたところも補修される事も無くそのままの状態で保管され、誰もそれを破るものはいなかった。





                それこそが Petr Holy が今も尚高く評価される所以であろう。





















                子供と魔法展 「 黒の魔法 」




                参加作家



                Gimmel Garden



                ホアシユウスケ



                マンタム



                mayu mooja



                猪野屋牧子



                植田明志



                katarito






                2012年10月31日(水)〜 11月25日(日)





                愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号エビスビル2F





                大須観音駅 1.2番出口より徒歩5分





                  



                植田明志 「 流星銀魚 」

                0
                   





                   




                  “記憶” をテーマに作品を作り続ける、造形作家 植田明志。






                  以前のSipkaブログで紹介させて頂いた山の精霊「月を尋ねて」が大きな反響を頂いています。






                  今回紹介するのは、可愛らしい小作品「流星銀魚」です。
















                  緻密に作りこまれたデティル、生命感を感じさせる造形が見事な作品です。






                  尻尾部分には植田明志の作品に用いられる苔玉のような球体がデザインされ






                  表面に細かく配されたフジツボや珊瑚状のデティルも相俟って






                  架空の生物「 流星銀魚 」を表現しています。


















                  星の塵が銀色に光る。





                  それは行き場を無くした記憶の最後の姿。





                  それは誰かが生きた証。





                  流星の後、ひとつひとつの記憶が星に還り





                  勇み唄うように夜空に光る。














                  “記憶” をテーマにする植田作品に共通して見られる老人のような顔。





                  「 流星銀魚 」の腹部にもひっそりと哀愁漂う顔が造形されています。








                  植田明志は来年、個展も予定しております。





                  現在、個展に向けての作品を鋭意製作中ですので楽しみにお待ち下さい。

















                  月を尋ねて

                  0
                    JUGEMテーマ:現代美術 











                    石粉粘土 透明樹脂 セラミックスタッコ    (30 × 44)











                    新たにSipkaのお取り扱い作家に加わった造形作家 植田明志による立体作品





                    「月を尋ねて(The Moon is asked)」





                    展示・販売の開始と共に、Sipka店頭でも多大な反響を頂いております。
















                    「大山人様(オオヤマトサマ)」と呼称されるこの立体は





                    深い山に入り込んだ時にふと感じる気配のようなもの〜





                    古来より信仰の対象とされ、畏怖されてきた山々の精霊や妖怪のような





                    目に見えぬ存在に姿、形を与えて具現化したオブジェ作品です。



















                    老人のような顔に、6本の脚、身体をつたう樹木や苔などの植物。





                    背中を流れる小川には大山椒魚が泳ぎ、身体の各所には





                    梟や蛸などの生き物がひっそりと隠れています。





                    また写真では見えませんが腹部にも顔があり、





                    大山人様が、この世のものならざる存在である事を表現しています。
















                    記憶を巡る旅





                    その森は月を想う





                    月と森が共鳴し合う





                    共鳴は記憶を呼び覚まし、森を淡く照らす。















                    滲むように彼らはただ存在し、月を見上げ、光を食む。






                    そこは深い深い静かな、記憶が実る月の森。






                    その森では、彼らが静かに存在し、月を見上げる。










                    斧原由季の描く生命たち

                    0
                       JUGEMテーマ:個展 JUGEMテーマ:現代美術









                      手漉き紙  アクリル  鉛筆  パネル  (103 × 73)








                      「私を産んだ母のそのまた母の眼差しの遺影」






                      女性の骨盤から伸びる植物、昆虫の羽根、胞子たち





                      それらが混ざり合った姿は、在りし日の祖母の面影に。


















                      手漉き紙  アクリル  鉛筆  パネル  (36.5 × 26.5)









                      蛾の身体から伸びる夥しい量の線。






                      電気の通り道と、生命が形作られる導線は似通っている。






                      生命力をその身体から放出しながら、小さき命は飛び続ける。

















                      斧原由季 「女王蟻」





                      手漉き紙  アクリル  鉛筆  ラビットファー パネル  (36.5 × 26.5)







                      太古から生きて、あまりにも多くの卵を産むうちに





                      自然と心臓の形〜生命そのものの形になってしまった女王蟻の姿。
















                      斧原由季 「おもかげ」




                      手漉き紙  アクリル  鉛筆   パネル  (53 × 33.5










                      「肉体を失ってもなお、その人の精神が他者の心に宿る」





                      脳から伸びる神経の束は髪の毛のを思わせ、その面影は女性の後ろ姿と重なる。















                      ※明日8月25日(土)14:00〜19:00、jujuデザイナーがSipkaに在店します。





                      アクセサリーの追加納品もございますのでお時間ございましたら是非お立ち寄り下さい。
















                      「 擬態と寄生 」  juju × CUTICURA co - Exhibition 




                      2012年8月1日(水) 〜 9月2日(日)




                      愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号エビスビル2F




                      大須観音駅 1.2番出口より徒歩5分



                      斧原由季の「擬態と寄生」

                      0
                         JUGEMテーマ:個展  JUGEMテーマ:現代美術










                        CUTICURA = 斧原由季の絵のメインモチーフである心臓や脳、昆虫たちは




                        トロンプルイユ(騙し絵)のように見る者を惹きつける不思議な美しさを湛えている。




                        そこには擬態と寄生を繰り返し、刻々と姿を変えながら生き延びてきた




                        生命そのものが描かれている。
















                        真似る事、融合する事




                        崇拝する事と、侵入する事




                        姿を借りる事と、そこに宿る事





                        他の生命から狡猾に生きる術を学ぶ事、こっそりと生命力を盗む事。





                        永い年月を経てきた生命たちの生存戦略は





                        時に異様で、グロテスクともいえるかたちを取りながら





                        次の世代へと受け継がれていく。














                        斧原由季の作品から感じられる生の躍動と死の予兆





                        人や昆虫、植物など、全ての生きとし生けるものは、やがて仮初めの生を終え





                        土に還り、そこから新たな命へと再生されてゆく。





                        全てのものに例外無く、等しく訪れる死は終わりではなく、





                        新たな命へと続く通過儀礼であるかのように。






                        植物や鉱物、臓器などが騙し絵のように混ざり合う斧原由季の昆虫たちは






                        輪廻を繰り返し変化を続ける、進化の課程の象徴のようでもあり、





                        その姿は、悲壮なまでに美しく、力強く輝き続けている。


















                        「 擬態と寄生 」  juju × CUTICURA co - Exhibition 




                        2012年8月1日(水) 〜 9月2日(日)




                        愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号エビスビル2F




                        大須観音駅 1.2番出口より徒歩5分






                        | 1/4PAGES | >>

                        PR

                        calendar

                        S M T W T F S
                              1
                        2345678
                        9101112131415
                        16171819202122
                        23242526272829
                        3031     
                        << December 2018 >>

                        selected entries

                        categories

                        archives

                        recent comment

                        recent trackback

                        links

                        Sipka -シプカ-

                        西川弘次

                        〒460-0011
                        愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号エビスビル2F
                        Tel / Fax 052-231-7774

                        e-mail:info@sipka.jp

                        profile

                        search this site.

                        others

                        mobile

                        qrcode

                        powered

                        無料ブログ作成サービス JUGEM